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読み:(えむしーけー) MCKとは、ミスコースキング(Miss Course King)の略である。 ジムカーナにおいて、決められたコースとは違うルートを走ると失格(ミスコース)であるが、 合宿の最終日に行うタイムアタックにおいて、走行可能な本数(2本)全てミスコースし、記録が残らなかった人を指す。 記録がないので、もちろん順位は最下位である。本来不名誉な称号なので、皆さんはMCKにならないように頑張りましょう。
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ライトノベルのパクリ疑惑について【12】より 741 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2010/09/30(木)23 52 50 ID lM17Bnwz 96時間読み終えたが、一部の登場人物をCoD MWからまんま流用してるけどいいのかコレw( 413) 413は、メディアワークス文庫の「思い出したくもない人生最悪の96時間」( 415) PS3のMW2スレから来たけどまんま過ぎワロタ( 701)
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神の墓場 ここにいけた人たちは一応、神の住む大陸にいけたわけであり、とても名誉なこと?バリハルトはここに落とされても自力で脱出したらしい - 考察 (2019-05-07 22 02 04) でも神の処刑場みたいなとこですからねぇ…逆に凄く不名誉なのかもしれない - 管理人 (2019-05-07 22 28 56)
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最悪の一日:~貝町ト子の場合~ ◆hhzYiwxC1. これは、修学旅行2週間前の日。 “テトの身に降りかかった不幸”を、貝町ト子の視点で描いた物語である。 知る覚悟がある者は、どうか目を閉ざさず直視してほしい。 彼女の身に何が起きたか。 ――――――――――――― 貝町ト子の一日は、早朝苗村都月の下駄箱の中にワープロで打った罵詈雑言の書かれたA-4コピー用紙を何枚も入れることから始まる。 彼女は気の弱い生徒だ。銀鏖院水晶や卜部悠から恐喝などを頻繁に受けている。 だが、飽く迄気の弱い彼女は、抵抗できない。 最近では北沢樹理や他のクラスの女子らからも同様のいじめを受けているとかいないとか。 自分もこんな形でしか、募るストレスを発散することはできなかった。 太田太郎丸忠信や愛餓夫から日々受ける暴行。 麻薬が受け取れない責め苦。 両親の見ていないところで、妹のヒ呂に当たり散らした時もあった。 誰よりも大好きな家族に、本当はしたくないのにしてしまう。 「やっほーっ! ト子ちゃ~ん!」 ト子の頭に、かなり重量級の、柔らかく巨大な二つの肉の塊(要するに乳房)が自分の頭に圧し掛かってきた。 「………相変わらノーブラか…? この乳お化け」 学校内で数少ないト子の友人。テトだ。 相変わらずの、男子を悩ませる悪魔染みたその体で、それでいて子供のような可愛らしい笑顔を、彼女を振りまく。 「だって学校終わったらすぐに巫女服に着替えるんだもん。あれ着てブラ付けるとすっごい蒸れるし」 「だからって一日中ノーブラか」 頭に圧し掛かったテトの胸を下からぶるんぶるんと掌底で揺さぶりながら、ト子は顔を赤らめながら、テトと目を合わせないようにして、満面の笑みを見せた。 「流石に今は夏だ。その乳をほぼ直に晒すようなことはやめたほうがいいぞ。正直獣人じゃなくても欲情してしまうレベルだぞ」 「あはは…ないない。だって私痴漢にあったことないし」 ト子は本気でテトの事を心配していた。 となりのクラスのヴィゴ(犬族の獣人。ゲーム愛好会の部長でテトやト子の2年のころのクラスメイト)は、テトのとなりの席になった際に、授業中に眠っている彼女の胸を間近でじろじろと見ていた。 時には指で突いた時もあるが、彼女は眠ったままだったし、発見したのも私だけだったからヴィゴにお咎めはなしだ。 文化祭の準備の時はさらに酷い。荷物を持ち上げるふりをしたり、集合写真で集まる際に、手の甲などでこっそり胸や尻に触っていたのだ。ヴィゴだけでなくクラスメイトの男子ほぼ全員が。 今年に入っても、テトの体目当てに親切を装ってこっそり当たっただけを装ったセクハラ行為を働く輩は多い。 だからト子は彼女が心配なのだ。 「だが本当にバカだな男子は…女の乳と尻にしか興味がないのか?」 「ううん。きっとそればっかりじゃない人もいるよ」 テトは、一瞬だけト子から目を背けると、頬を赤らめて静かに言った。 そんな折、予鈴のチャイムが鳴り響き、校門前で屯していた生徒たちもざわざわと動き始める。 テトやト子たちも動かないわけにはいかない。 「急ぐよ! ト子ちゃん!」 テトはそう言って駆け出した。 だが、ト子よりもテトの方が脚は凄まじく速い。 「ちょ…………待っ…」 テトは、すぐにト子を抜き去り、遠くへと行ってしまった。 「…………ちょっとは手加減して走ってよ…」 「やっほーっ! ト子ちゃ~ん!」 テトに置いて行かれ、落胆するト子に、突如として、後ろから粘着質な声が掛けられる。 太田太郎丸忠信と、その腰巾着の愛餓夫の姿があった。 「……何の用だ?」 「まあそう噛みつくなって~せっかくの可愛い面が台無しだぜ?」 太田は、ト子の目の前でいつもの薬をチラつかせる。 「前払いだ。2週間分くれてやる」 前払い。 この言葉にト子は、歓喜せずに震撼した。 太田が、前払いと言った時には決まってヤバいことを持ちかけてくる。 一度だけ、ヒ呂とヤらせろと言ってきた時には、流石にこれを拒んだが、その瞬間太田と愛餓夫によって乱暴を働かれ、太田によって強姦されかけた。 その事によるトラウマと、薬を貰えなかった事による禁断症状により、ト子は地獄の1週間を送ることになった彼女は、それ以来太田に頭を垂れるしかない生活を送らざるを得なくなっていた。 「………今度は何をさせる気?」 ――――――――――――― テトは昼休みの間ずっと不機嫌だった。 ずっと机にぶら下がって、死んだ魚のような目をしていた。 ト子ですら話しかけ辛い空気が、その場にまどろんでいたのだ。 「……て…テト?」 「………………なあに? ト子ちゃん」 「何かあったのか?」 「4時間目の休憩時間にね。吉良さんにいきなりキスされかかったの」 「!?」 これにはさすがに驚かざるを得なかった。 そうか……最近吉良はやたらとテトに親切にすると思ったら… 「流石にギャラリーも多かったし、とっさに彼女を突き飛ばしたわ。あと2時間同じクラスで吉良さんと過ごすのはちょっと億劫だわ」 ト子は、とっさに、少し後ろに座っている吉良の方角に目をやる。 彼女の目の輝き様からして、恐らくまだ狙っているだろう。 「気を付けた方がいいよ。特に放課後」 「そうねー。ちょっと放課後ラトの下校待つから気を付けるわ」 「ラトの下校を? また何で」 「よくぞ聞いてくれました!」 突然テトが、息を吹き返したかのように勢いよく立ちあがった。 「最近ラトに目を付けたの。絶対に射とめてみせるわ……私の王子様!」 テトの目は間違いなく本気だ。 多少呆れ顔で彼女を見守りながら、自分は何と言う事を切り出そうとしている。 罪悪感が心に圧し掛かる。 だが、少し前の席の太田から、無情にも合図が来てしまった。 「なあテト…………どうせラトが来るまで…ずっと待ってるんだろ?」 「だったらさ……」 テトは、親友の言葉を疑うこともなく、彼女との約束を守って、耐震補強工事中の旧校舎裏にやってきた。 「来たわよ~ト子ちゃ~ん。話って何?」 テトは、旧校舎裏に出たところで、すぐに貝町ト子を見つける。 「うん……来てくれてありがとう」 「あ! できれば手短にすませてね~。ラトは生徒会の仕事早く終わらせることで有名らしいのよ。こっちとしてはできるだけ自然に…」 「テト…………」 「なあに? ト子ちゃん」 「ごめん」 テトが気がつくその前に、背後から愛餓夫が振りかざした角材が、テトの後頭部を直撃していた 「はいはーい ご苦労さん。」 餓夫に続く形で、太田、壱里塚、吉良と、三人のクラスメイトも、姿を現した。 太田は、挑発的な態度でト子に対して拍手で賞賛を送る。 「ははっ! 太田よぉ! このお嬢ちゃんはヤっちまってもいいのかい?」 餓夫は、下劣な口調でテトの髪の毛を引き千切らんばかりの勢いで掴みながら言った。 「お前はダメだ。あとで俺がヤるからそれまで馴らしとけ。間違っても挿れたりすんじゃねえぞ?」 「先っぽだけでいいからたまにはさせてくれよ!?」 餓夫のその言葉を、太田は無視した。 一方の餓夫は、太田のその態度にやや不満を覚えつつも、嫌がるテトを押さえつけてその胸を揉みしだき始めた。 「で?壱里塚や吉良はしねーのか? 子猫ちゃんの調教をよ」 「冗談よせよ太田君。獣人相手に欲情するのは、趣味じゃない。俺はただテトの苦しむ様が見たかっただけだ。今回君に協力したのもそのため……」 「私は遠慮なくさせていただきますね! 太田君!」 テトの調教に、吉良も加わった。 彼女が味わう屈辱は何倍にも膨れ上がる。 そんな様を、ト子は見たくなかった。逃げ出したかった。 だが、そんなこと太田が許すはずがない。 「いや………………や……めて……………」 「お? 意識があったのか?」 太田は驚いた。確実に気絶したと思っていたのに。 「裏切ったのね……ト子………貝町ト子……貝町ト子ォォ!!!」 「殺してやる! 親友だと思ってたのに!! 裏切りやがって!!」 あのテトから、こんな罵声を聞いたのは初めてだった。 言い逃れをする術はない。 もう彼女を顔を直視することはできない。 自分は大罪人だ。救いようのない大罪人。 「………………」 太田は、どうやらこの状況が御所望だったらしい。 彼から出された『帰ってもいい』のサインを受け取ったト子は、その場から逃げるように去って行った。 「きっと……きっとラトが助けてくれるはずだ……」 そんな甘えが、きっとあったから自分を罵倒する彼女の顔を、きっと自分は再び見ることをしなかったんだろう。 ラトがいるのなら、きっと助けてくれるはずだ。 貝町ト子は、その時逃げることだけを頭に思い浮かべていた。 何から? さあ、果たして何からだろうね。 テトか、太田か、餓夫たちからか……それとも… これが、貝町ト子の視点で描かれた“最悪の日”だ。 他人の視点から見れば、違うものもきっと見えてくるだろう。 それはそうだ。 この場において、地獄を見る者と天国を見る者は、明確に分け隔てられているのだから。
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716 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/12/06(月) 23 16 57 ID ??? ガンダム家仲良く食事中 アル・シュウト「ねー、兄ちゃん達ちょっとこの物真似見て見て?」 アル「いくよ!『ロラン、私と一緒に新しい世界へ行ってみないか』」 アムロ「ブゥーーーッ!?」 コウ「うわ!?汚な!」 シュウト「『ロォォラァァ!愛してるよォォ』どう?似てる?」 ロラン「ブフゥーーー!?」 ドモン「こっちもかよ!」 アムロ「ふ、二人共誰の真似だ!…いや、いい!だいたい分かる」 ロラン「止めなさい忘れなさい!今すぐに!」 アル・シュウト「え~でも…」 アムロ「親は子の鏡と言うが…あの子達に影響与えたのが俺やシロー達ではなく よりによってあのダメ人間二人とは…ガックリ…」 シロー「まあまあ兄さん…ハハハ、まあまあ兄さん」 アムロ「…せめて何か言ってくれ」
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F9は5ちゃんねるやふたば、したらばなどで活動する荒らしである。 一説ではインターネット史上最悪の荒らしともいわれる。 概要 主にスクリプトを用いた連投やスレ乱立などの破壊的荒らし行為のほか、対立煽りなどの工作を行う。 自称ホットラインセンター支援者。 SNSやyoutube、ニコニコなどに出張することもある。 なんjやvipや鬼女板を反日化させ、嫌儲のウヨサヨ対立煽りを生み出したり、ゲハ戦争に関与し煽ったり特定のゲームのネガキャン工作、ふたばのアニメ漫画対立煽り、その他専門板での対立煽りやスクリプト荒らしの元凶。 リアルでの影響ではドトールコーヒへの誹謗中傷コピペで閉店まで追い込むなどしている。 火消し業者でもあり、インターネット上での炎上鎮火の対価として金銭を請け負って荒らしをしている。 主な別名 嫌儲のヘアプアやち〜ん、茨城 なんjのヤギ汁、偽半島、半島ガイジ、豆大福 VIPの絵スレ荒らし、病巣院クルリ、江戸天皇、古着屋 ニュー速のドトールコピペやニライカナイ ネ実やss速報、鬼女板でのID加速中 天文気象板の東北在住 相撲板の宇部、松木 哲学板の波平 漫画関連板のマジ闇やアニメ関連板のスクリプト荒らし 高校野球板の旗 ラブライブ板の地震なし 地下アイドル板のageteoff茸、武蔵國、指原アンチ福島 実況板の酢豚 ふたばの糞虫小僧 など。
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「ほに~……さーて、どないしたもんでっしゃろ」 森の中を歩く、ほっかむりに青装束の胡散臭い姿の男。 彼の名は、エビス丸。天下の大義賊・ゴエモンの相棒にして、自称正義の忍者である。 彼がこの殺し合いの世界に放り込まれて、既に四日が経過した。 「いつまでもほっつき歩くわけにもいきまへんなぁ。 早いとこ元の大江戸の時代に戻りたいとこでっけど…… 正義の忍者のわてとしては、こないな殺し合いを見過ごすわけにはいきまへんな!」 この四日間、エビス丸は数々の死体や殺戮を否応なしに目の当たりにしてきた。 こんなものを見せられて黙っていられるほど、彼は人でなしではない。 いつも通りの脳天気に見えるが、今回のエビス丸……かなりマジで怒っている。 だが、今のままでは彼らに刃向かうことはできないことも理解していた。 自分の首に付けられた、爆弾付きの首輪がある限り。 ちびエビスンの術で自分の身体を小さくしたら、あっさり外れるのではないか……と思って試してはみたが、 首輪も一緒に小さくなってしまった。どうやら、この手で外すことは不可能なようだ。 (これが爆発したら、一巻の終わりでんなぁ。 これさえなかったら、あとはどうにでもなるんでっけど…… 首輪を外せるような技術を持った人を探さなあきまへんな……しかし、どこをどう探せばええのやら) その時、すぐ近くの茂みに気配が現れる。 「!!誰でっか?」 「ひっ……!」 怯えたような声が聞こえ、影は物陰へと隠れた。声からして、どうやら女の子のようだ。 相手の警戒を解くべく、エビス丸はいつものおちゃらけた口調で話しかける。 「ほにっ、心配いりまへん!わては殺し合いなんかに乗ったりしてまへんで。 わての武器なんて、ホレ。これでっせ」 エビス丸は自分の支給品を取り出し、見せる。 それは、便所スリッパ…… とんだハズレアイテムである。確かに、普通はこんなものでは絶対に人は殺せないだろう。 「あ……ええ、と……」 それでも女の子は、まだエビス丸の前に出て行くことを躊躇っているようだ。 「この殺し合いの中やったら、疑うのも無理は無いでんなぁ。 仕方おまへん!ほな、一発バーンと笑わせてやりまひょ!」 そう言うや否や、エビス丸はいきなり服を脱ぎだし、便所スリッパをお盆代わりに使用する。 「ほーれ、いきまっせぇ♪」 かつて怒りと暴力に支配された村に、一瞬にして笑顔を取り戻し。 氷のように冷たく閉ざされた王子の心を溶かした、伝説の舞。 その名も―― のうてん音頭!!! ……ただの裸踊りとも言う。 「きゃぁぁぁっ!何やってるんですか!?」 驚き、呆れ、赤面、脱力、そして笑いをこらえたような微妙な表情のまま、その女の子は出てきた。 「わははは、女の子には刺激強すぎたでっか?」 ボケながらも、エビス丸は相手の緊張を上手く解した手応えを感じていた。 ――このエビス丸という自称正義の忍者、ただの大ボケ大食らい野郎というわけではない。 動作が鈍いようで、実際ゴエモンの旅にしっかりついてきているし、 シリアスなシーンでもマイペースにボケるものの、最低限の空気は読む。 熱くなりがちなゴエモンの横で冷静に戦況を把握し、確実にサポートする。それがエビス丸という男。 今回はマジなため、その行動は何気にかなり冴えている。 ……全くそう見えないのが問題ではあるが。 「はぁ……でもよかった、悪い人じゃなさそうで」 その小柄な少女は、ほっと胸を撫で下ろした。 見た感じ、結構可愛い感じの女の子ではある。 (別になんてことない女の子、でんなぁ…… あれ?せやけど……) 普段のエビス丸なら、そのプレイボーイぶり(自称)を発揮して軽くアプローチをかけたりしてみたかもしれない。 しかし。 (何でっしゃろ……この娘、嫌な感じでんな……) 特に彼女に危険を感じた、というわけではなかった。 少女からは殺意や狂気といったものは感じられない。 しかし、エビス丸は少女に対し言いようのない嫌悪感を抱いていた。 「ずっと不安だったんです。一緒に行動してた人と、はぐれてしまって……」 少女が話し始めた。とりあえず、それを聞いてみることにする。 「ほに?連れの人がおったんでっか?」 「はい。私と同じ世界の人で……とても頼りになる人です。 私も、ずっとあの人に憧れていました……」 連れの者の話をする少女の目。いわゆる、恋する乙女のそれだろうか。 その仕草が、エビス丸は不愉快で仕方がなかった。それは、彼女の憧れの人とやらに対してもだ。 「そうでっか。どんな人やったのか、教えてもらえまっか?」 「え?はい、あの……私達の世界の、OEDO警備隊・ご組の若頭なんです」 「大江戸……?」 「私もそのご組の一員なんですが……彼は私なんかよりもずっと強くて、勇気があって…… 私も、あの人のおかげで何度も勇気付けられ、敵に立ち向かうことができたんです。 あの人と一緒なら、どんな危機にも立ち向かえるような気がして……」 話を聞くに連れて、エビス丸の不快感はどんどん増大していく。 (まさか、この娘の言うてるのは……) エビス丸は尋ねてみる。自分の嫌悪感の正体を知るために。 「その人の名前、なんていうんでっか?」 少女は言った。それは、エビス丸の予想通りのものだった。 「ゴエモン、という人です」 エビス丸は全てを理解した。自分の中に沸きあがってくる、彼女に対する憎悪の意味を。 「あ、自己紹介が遅れました。私はエビス。 僭越ながら、ゴエモンさんの相棒を勤めさせてもらってます」 そうか。そういうことか。 「そうでっか。だいたい話はわかりましたわ。けど……」 「はい?」 「少々、迂闊でしたなぁ……」 「え?あの……?」 「わては……本物、でっせ?」 そう一言呟いて。 エビス丸は、その手に持っていた便所スリッパを振りかざした。 一閃。スリッパは、エビスの右頬を削ぎ落とした。 二閃。今度は右耳が飛ばされ、その勢いで右肩も抉られた。 三閃。左目を潰し、そのまま左頬を削ぎ落とす。 さらに四閃。エビスの左頬が削ぎ落とされ、骨が露出する。 五閃。右目が潰れ、髪が大量に宙に舞った。 そして、最後のとどめ。顔面に叩きつける。鼻は潰れ、歯が残らず叩き折られた。 「あ……が……」 エビスは、その場に倒れ伏した。 受けた傷は、元の彼女の原形すら留めていない。 「まだ生きとるんでっか。意外としぶといでんなぁ……その面の皮の厚さの賜物でっか」 憎悪に歪んだ表情で、エビス丸は吐き捨てた。 便所スリッパで人を殴り殺す。確かに、普通では考えられない話だ。 しかし、このエビス丸という男…… 過去に、ただの笛やハリセン、フラフープやリボン、果てはしゃもじやおでんなどを武器にして、 ゴエモン達と同等の戦力を発揮し、数々の敵と幾度も戦い抜いてきているのだ。 彼にかかれば、便所スリッパすらも立派な武器だ。むしろ今まで武器にしなかったほうが不思議である。 「苦しいでっか?でもわてらが受けた屈辱は、この程度やおまへんで?」 地面で惨たらしく悶えるエビスを覗き込み、エビス丸はあざ笑った。 「な……あ……」 「なんで、と言いたそうでんな? けど、あんたらの罪の深さから考えれば、これでも軽いくらいや」 思い起こすだけでも腸が煮えくり返る―― ゴエモン、新世代襲名――新世代のゴエモンと嘯く連中の情報が世に出た時の、計り知れない屈辱。 晩年の手抜きゲームの連発を棚に上げ、ゴエモンブランド衰退の原因を全て自分達キャラクターのせいだとほざいたプロデューサー。 こんなモノに、自分達が取って代わられる……それを知った時の、絶望。 新世代ゴエは、結局一発限りの不発花火であっさり幕を閉じた。 だが自分達の未来を潰された屈辱、そんな失敗ごときで収まりはしない。 その後自分達はDSで東海道を舞台に旅したが……ゴエモンの名が地に落ちた今、かつての勢いは見る影もなかった。 そういえば……東海道を旅した時どっかの牢屋にゴエモンを騙った馬鹿が捕まってた気がする。 あれはその偽者本人だったのか。いや、どちらにしても投獄程度では気がすまない。 何もかも、こいつらが全てをどん底に叩き落したせいだ。 許してはおけない。断じて。自分のプライドのためにも、彼らの存在そのものが絶対に許せない。 「聞いてまっか?なあ、劣悪な偽者はん?」 スパン、とエビスの頭をスリッパで叩く。同時に、脳髄が飛び散った。 エビスの返事はない。できるはずがなかった。 もはや、二度と動くこともない。 「ああ、死んだんでっか。惨めでんなぁ。 便所スリッパで殴り殺された、なんて情けない殺され方の参加者…… ひょっとして、初めてとちゃいまっか?」 そう。 これで彼女は死因欄に「便所スリッパで殴り殺される」と表記されることになる。 それは、おそらくどこのパロロワを探しても他にない、情けない殺され方であろう。 「心配いりまへんで。おまはん憧れの偽ゴエモンも、すぐに送ってやりますわ。 もっとも……同じようにグチャグチャにして殺すつもりやから、あの世に行ってもお互いわからんかもしれまへんな?」 嘲笑う。 ネタに見せかけた叩きカッコワルイ……そんな声が聞こえたような気がした。 それがどうした? こんな連中ごときに、自分達の存在を、存在意義そのものを取って代わられる気持ち…… わかるのか。お前達にそれがわかるというのか――!! 「まったく……こんな連中まで呼び出されとるやなんて…… ほに?いや、よう考えたら…… 新世代の世界の連中を呼び出せるなら……その逆も可能かもしれまへんな」 エビス丸にひとつの考えが思いつく。 どういった手段で自分達がこの時代に呼び出されたかはわからないが…… 呼び出すのが可能なら、その逆で……向こうの世界に接触するのも可能ではないか。 「ゴエモンはん……わて、元の時代に戻る前に……やることができたみたいですわ」 エビス丸は決意する。 殺し合いを止めるのは当然。だが、それとは別に、彼が望むもの。 それは。 ひとつの世界の、完全なる抹殺。 ――奴らの世界を、わては存在そのものを許さない。 【エビス丸@がんばれゴエモン】 〔状態〕本気。過去のシリーズに使用した全能力を最大限に駆使する覚悟。 〔装備〕便所スリッパ 〔道具〕支給品一式×2、エビスの支給品(不明) 〔思考〕 1、ゴエモン(新世代)、及びその仲間を殺害する(可能な限りの残虐・屈辱的手段で) 2、可能ならば新世代の世界そのものを完全に滅ぼす 3、ゲームを止めて元の世界に帰る 【エビス@ゴエモン新世代襲名 死亡確認】
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7話 家族を愛する父親の最悪の愚行 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……!」 眼鏡を掛けた着物姿の少年、志村新八は至る所に車が停められた、 オフィス街の道路をひたすら走り続けていた。 左腕の上腕を右手で押さえている。その部分は赤く染まり、 彼が走り過ぎた後には血痕が続いていた。 新八を追う一人の影。右手に刀身の波打った長剣、フランベルジェを持った、 水色の髪に竜の翼、尻尾、そして高い露出の格好の美少女。 殺し合いが始まって間もなく、新八少年はいきなり翼と尻尾を持った少女に襲われ、 左上腕を斬り付けられた。支給品など確認する間も無く、新八は逃避行を余儀無くされた。 (に、逃げなきゃ! あの女の人、間違い無く、僕を殺そうとしている! 逃げろ! 逃げろ! 逃げろ!) 新八少年はとにかく必死で走り続けた。 息が切れ、心臓が破裂しそうになりながらも。 立ち止まれば、待っているのは間違い無く、死。 「うあっ!」 だが、運命の悪戯か、新八は思い切り転倒してしまった。 回転しながら、数メートル前進した後、動きが止まる。 「ぐ……うう」 身体中に走る痛みに顔を歪める新八。眼鏡もフレームが破損し、レンズが割れ使い物にならない。 「……っ!」 それでも、今まで自分が走ってきた道の方を振り向いた。 そして、ぼんやりとだが、目の前に自分に傷を負わせ、追ってきた少女が 立っているのが見えた。 「すまないが……死んでくれ」 「う、うわあぁぁああ!!」 冷然なる死刑宣告に、少年は絶望し、立ち上がって逃げようとした。 だが、その背中に、フランベルジェの刃が無慈悲に突き刺される。 「うご……ぉ」 口から血を吐き、呻き声を上げる新八。 痛い、と言うより、身体が熱い。灼熱のように熱かった。 少女がフランベルジェを少年の身体から引き抜くとそのまま少年はうつ伏せに倒れ、 アスファルトの上に血溜まりを作る――だが、まだ息はあった。 「し……死にたく…な……い……」 地面を這いずり、尚も逃れようとするが、視界は霞み、身体中から 力がどんどん抜けていくのをはっきりと彼は感じていた。 目から溢れ、頬を伝う雫。 「銀…さん……神楽……ちゃん……姉………上――――」 ドスッ。 フランベルジェの刃が、新八の背骨と心臓を刺し貫き、抉った。 その瞬間、志村新八の命は、消えた。 「やっちまった…」 竜人の少女――の姿をした雄のワイバーン、ドラゴナスは小さく溜息をつきながら言った。 本当ならば、こんな事はしたく無かった。見ず知らずの人間の少年を手に掛けるなど。 だが――この殺し合いでは、生きて帰れるのはたった一人。 首には爆弾が内蔵された死の首輪がはめられ、無理に外そうとしたりすれば、 アンデッドナイ軍のディオナのような運命を辿る事になる。 自分には家族がいる。妻、娘、息子、一応、義理の妹も数に入れておくが。 こんな所で、死ぬ訳にはいかない。まだ死にたくは無い。家族のためにも。 そのために、この殺し合いに優勝する。 アレックス達も、四天王の仲間も、他の参加者達も、全員殺すと、ドラゴナスは決心したのだった。 盲目的な家族愛から来る狂気とも言うべき決心を。 ドラゴナスは新八の持っていたデイパックを手に取り中身を調べる。 自分の支給品はフランベルジェのみ。これだけでは心許無いため、もっと武器は欲しかった。 「これは……?」 基本支給品の他に出て来た物は、赤色の変わった紋章が描かれた小さな水晶玉3個だった。 説明書によればこれは「ファイアクリスタル」という物で、 投げ付けると火焔瓶のような効果があるらしい。 「ふぅん…そうか…持っていこう」 武器として使えそうな物ではあるため、ドラゴナスはそのファイアクリスタル3個を 自分のデイパックに移し替えた。 そしてドラゴナスは立ち上がり、遠方に視線を移す。 前方に微かに見える、かなり巨大な建造物。どうやらショッピングモールのようだ。 地図に載っていたものと同一であろう。 「あそこに行くか……」 飛んで行こうとも考えたが、高く飛び過ぎると首輪が作動する、といった事を、 開催式の時に主催者である香取亮太が言っていた事を思い出し断念した。 また、地上からの狙撃にあう可能性もある。 ドラゴナスはショッピングモールに向けて歩き出した。 「にしても…何で俺は女体化してるんだろう。 元の姿には戻れないっぽいし……まあいいか」 【志村新八@銀魂 死亡】 【残り48人】 【一日目/深夜/B-4市街地】 【ドラゴナス@VIPRPGシリーズ】 [状態]健康、狂気、B-3ショッピングモールへ移動中 [装備]フランベルジェ [所持品]基本支給品一式、ファイアクリスタル(3) [思考・行動] 基本:家族の元へ帰るために優勝する。そのために参加者を皆殺しにする。 1:ショッピングモールへ向かう。 [備考] ※特殊能力は一切使えません。また、女体化しています(元の姿には戻れません)。 ※B-4市街地の路上に志村新八の死体、志村新八のデイパック(基本支給品一式入り)、 志村新八の眼鏡(破損しており使用不可)が放置されています。 ≪支給品紹介≫ 【フランベルジェ】 刀身が炎のように波打っている長剣で、斬り付けると抉り取るように肉片を飛び散らせ、 傷が癒えにくいため高い殺傷力を持つ。 【ファイアクリスタル】 炎の魔法を封じ込めた水晶で、赤い色をしておりほんのり温かい。 投擲すると火焔瓶のように炎を広範囲に巻き起こす。 夜の病院は怖い 時系列順 HAKAISHA 夜の病院は怖い 投下順 HAKAISHA ゲーム開始 志村新八 死亡 ゲーム開始 ドラゴナス じっくりコトコト煮込んだ脳汁
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元ネタでの名前 異端審問官 このサイトでの呼び方 異端審問官 陣営 村人陣営 勝利条件 村人陣営の勝利かつ一人以上の異端審問官の生存 能力系統 共有者系 自役職の誤認 なし 占い結果 人間 精神鑑定 霊能結果 人間 前世鑑定 カウント 人間 性別鑑定 【能力】他の異端審問官が分かる。 【能力】他の異端審問官と夜の間に会話が出来る。 あなたは教団より派遣された異端審問官です。 あなたには仲間と共に諸悪の根源である人狼や妖狐などを殲滅する任務が課せられています。 しかしながら、元々そこに住む村人達と違い、あなたはあくまで栄誉ある教団の仕事として怪異を退治しに来ています。 そのため、異端審問官が全滅するなどという大変不名誉なことは絶対に許されません。
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苦情 非常に読む気の失せる長文を書くことにかけては右に出る者はいないだろう、 という名誉なんだか不名誉なんだかよく分からない強みを持つHKJ所属の喧嘩師。 むしろ相手側から苦情が入りそうである。 HKJ内で活発に活動しており、次から次へと何の遠慮もなく部外者が登場し続ける現状、 彼の行動力は大きな助けになっていると思われる。 継続的な活動に期待したかったが死にました。